日曜日に高宮町にあるTSタカタサーキットで行われた
ピグスープ3時間耐久レースに出場しました。
今回のペアライダーもいつも同様秋月さんという事で
今年この組み合わせで走るのは4回目という事で特に心配な事は無い・・・
ということにはならず、実は問題はマシンとの相性ってのが気がかりでした。
今回のマシンは私のNSRではなく、秋月さんのTZMを使うんです。
同じ12インチ車輌とは言ってもキャラクターが全く違います。
不安要素は排除すべきなので、オプションの15分×3回の走行券を購入。
練習で走ってみたら意外に乗りやすい。
しかしタイムには繋がっていないのがなんとも・・・。
このあたりは決勝で徐々にマシン特性をつかんで修正の必要がありました。
秋月さんとの事前の話し合いにより、スタートライダーは車輌持ち主で
という事になっていたのでスタートは秋月さんにオマカセです。
今回のスターティンググリッドは6番目なので随分と前の方です。
TZMにはキックが無いかわりにセルが装備されています。
「1周目トップ狙って!」等と激励しつつスタートのシグナルを待つ。
いよいよスタートの時がやってきました。
シグナルにレッド点灯・・・そして消灯、スタートです!
秋月さんがダッシュでTZMに駆け寄りセルでエンジン始動、
即座にまたがって1コーナーに吸い込まれて行った時には3番手あたりに見えました。
激速GPクラスのマシンに交わされたりしながらもなかなか好位置をキープする秋月さん。
しかしその後数週で転倒者続出で赤旗中断、再スタートとなりました。
再スタートも最初と同じグリッドからのスタートです。
この中断によりレースが2時間40分に短縮されました。
シグナル消灯で素早くエンジン始動した秋月さん、またしてもトップを奪うかのような速さで1コーナーに。
先ほどとほぼ同じ展開でスタートして、安定してきたところでPITでは一つの問題が。
3時間をどのように割り振ってライダー交替するのかというのを各組で決めていたのが
レースが2時間40分になったために、交替のタイミングを変えなければならなくなったのです。
うちは均等に45分を2回づつ、一人当たり計90分と決めてありましたが、
2時間40分に短縮されたうえに曇りがちな天候で暑さがきつくなかったので
ついつい監督に言ってしまいました。
「ウチは1ストップで行けますよ」
計算上は80分走行で交替という事になります。
こんな鬼のような作戦を考えている間にも、何も知らずに黙々と走る秋月さん。
PITでは交替時期を知らせるための表示をボードに書きます。
1枚では書ききれないため、2枚で表示することに。
1枚目は「7番 2時40分マデ」
2枚目は「1ストップ作戦」
これを同時にサインエリアから表示し続けました。
最初の何周かは秋月さんはこちらを見ません。
ようやく見た時に、はたして伝わったかどうかわからなかったので
続けて出したら次の周で「わかった」というゼスチャーが。
こうなればあとは秋月さんが無事に責任時間を走りきってくれるのを祈るのみです。
相変わらず綺麗なフォームでTZMを走らせる秋月さん。
6月には1分11秒フラットを出していますが今日の練習では13秒台止まり。
しかし本番になればやはり上げてきて、12秒3まできました。

順位も20番手あたりから徐々に上がってきて13番手まできました。
つづく
※写真提供・・・秋月さん・金澤さん
今回のレースの写真をたくさん撮られた方に、webアルバムを作っていただきました。
webアルバムのURL
http://webryalbum.biglobe.ne.jp/myalbum/2008093009c55d5f22b24a5af42ffab118c63f430/648311418558590221 ※webアルバム画像提供・・・楽々亭様
http://rakuraku-tei.com/
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