日常的な足として頑張ってくれているアドレスV100。
知人より中古で譲ってもらってから約7年経っています。
今年に入ってからシートの表皮が破れ始め、最初は小さな破れだったものが大きくなっていき
とりあえずガムテープで誤魔化していましたがそれすらも劣化して雨水が染み込むようになり
座ると漏らしたようになってしまうため、重い腰を上げて張り替え作業をする事に。
作業前の状態。

なぜ左側がこの様になるかといえば、ハンドルロックをかける時に左のグリップエンドが擦れるから。
作業の最初はシートを車体から取り外すところから。


アドレス系の場合はシートを開けた時にトランク照明が点灯する仕組み。
なのでバッテリーの端子を外すかバッテリーそのものを外します。
私はせっかくなのでバッテリーを外して補充電する事に。

シート前端のステーのネジを外せば簡単に車体から分離できます。

シートを裏返したら表皮を留めている大きめなホッチキスの針があるのでマイナスドライバーで浮かせて抜き取ります。

タンデム用のベルトはプラスネジで止まってるので緩めて外します。

シート前端のホッチキスの針はステーが邪魔で抜き取れないのでステーを外します。

はい、三枚におろせました。
シートの中身のスポンジ部分には雨水が大量に含まれていて、指で押すと盛大に水が滴り落ちます。

シートにダメージが残らない程度に水を絞り出します。

天気が良いので庭で直射日光に当てて乾燥させます。

今年はヒマワリの種を蒔いていませんが、昨年咲いた花から種が勝手に落ちて育って咲いてくれました。

シートの土台を見ると、ホッチキスの針の跡が不規則なので過去に張り替えた事があるんでしょうね。

シートのスポンジが乾燥するまで時間がかかるので実家で金魚水槽の水替えでもしておきましょうかね。

カルキ抜きと粘膜保護剤と浄化バクテリア以外は使っていません。
日が暮れるまでスポンジを乾かして、室内に持ち込んで新しいシート表皮に張り替えます。

準備としてはこのような感じ。シート表皮は通販で送料込みで1000円でお釣りがありました。
ホッチキスの針はダイソーで買った300円タッカーで打ち込みます。

また、ホッチキスの針はMAX製の12✕6を使いました。200円でお釣りがありました。

ではホッチキスの針を打ち込んでいきましょう。

まずは大まかに、前端と後端そして横は中央に打って、あとは前端・後端と中央の間に打ちました。計8箇所ですね。

針の隙間が多いので表皮にシワが残ります。

先程打ち込んだ針を目安に、その各間へ針を打ち込んで間隔を半分にしてみました。

少しシワが減りました。

仕上げは今まで打った針と針の間に2本ずつ打ち込みました。

コツとしては表皮を引っ張りながら針を打ち込む事ぐらいですね。

張る時のシワはほぼなくなりました。

シートにステーを取り付けて、バッテリーも取り付けて、車体に張り替えたシートを取り付け。

商品送付時の折り目が残っていますが素人作業の割には綺麗に仕上がってくれました。
乾燥工程がなければ脱着や張り替え作業に要する時間は丁寧にやっても1時間かかりませんでした。
慣れれば30分でもできるでしょうね。
こんなに簡単にうまくいくなら雨水が染み込む前にさっさとやればよかったな。
あ、タンデムのベルトを取り付け忘れしてたけど暗くなってきたので今日はここまで。
1000円以内の材料費で満足感の高い修復ができました。
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