転倒動画を先行公開しておいて今更ですが、練習に行ってきました。
弘楽園に行ったのは今年2回目、過去に遡っても計5回なんですが
実質的には今回が初訪問と言っても過言ではありません。
というのも、初めて訪れたのは今を遡る事16年前の
1992年なので20世紀ですよ。で、周回は今とは逆で反時計回りでした。
その時のマシンはノーマルのNSR50。当時の広島ミニバイクサーキットの
レースのレギュレーションに沿ったマシンでした。
2回目はその約半年後の1993年に1度訪れましたがその後14年も間が開きました。
3回目は昨年夏、周回は今と同じく時計回りですが、当日のコースはハーフウェット、
マシンは借り物で、初めて乗るNSR50のSPマシンでした。
で、この時にクラッシュしてしまい右腱板損傷で、直後のタカタ3耐は
ペアライダーのやまっちさんに多大なる迷惑をかけ、病院ではドクターストップがかかり
以後3ヶ月はバイクに乗れませんでした。
年が開けて今春には4回目の訪問。この時は自分のNSRのシェイクダウンでしたが
マフラーがまだノーマルで、体調も風邪で発熱しておりまともに走れませんでした。
言い訳がましく書き並べましたが、上記の状況なので今回が初訪問のようなものなんです。
先月と今月のタマダでの練習タイムから推測すれば44秒台で走れなければなりません。
(やっさん情報が基になってます)
ついでに言えばやっさんのペアライダーであるFLAGのK店長が
先日の練習では大スランプで44秒台しか出なかったと聞いているので
ここで43秒台でも出しておけば・・・と変に色気が出てしまいました。
今回一緒に練習に行ったのは、30日のタカタ3耐でペアを務めてくれるDANさんと
PUSPUS RACINGのメンバーのプーさんです。

そして今回は奮発してレスコンを借りたので、自分のラップタイムが全てわかります。

ちょっと脱線しますが先日、このクソ寒くなってきたタイミングで
ラジエターにシュラウドを付けました。
0.2ミリ厚のアルミ板をハサミで切ってタイラップで固定。来年夏に効果が出ればw

DANさんは午前中から走っていて、その時点では46秒ペースとの事。
自分の目標はDANさんのベストの45秒2に対して1秒以上速く走る事ですが
なにぶん不慣れなコースなので1本目は様子見です。
昨夏に転倒したコーナーは特に慎重に、無理せず周回を重ねて
23周で出たタイムは45秒129。まぁこんなもんか。
で、あまりにも走りづらいのでスプロケ変更です。
タカタ仕様のF13/R38からFを12にしました。
スプロケ変えて挑んだ2本目、1本目のベスト附近が簡単に出続けます。
やはり格段に走りやすくなりました。そして中盤から44秒台に突入。
結局2本目は33周走ってベストが44秒523で、タマダのベストの
1秒落ちノルマ達成です。
しかしこのコース、タイヤに厳しそうです。この時期にタイヤのヘリに
でっかい鼻くそみたいなのが付くとは思ってもみませんでした。

スプロケをややロングに振りたい感じでしたが手持ちが無かったのでそのまま3本目に突入。遅いマシンに引っかからなければ44秒台で安定して走れます。
自己ベストも更新し、43秒台の手ごたえを感じ始めたときにやっちゃいました。
3本目の31周目に自己ベスト44秒300が電光表示され、
このまま43秒に入れてやれと1コーナーに飛び込み、無難にインフィールドに差し掛かって右→左→右→右ヘアピンといい感じでこなして
左ヘアピンコーナーで転倒です。
ちなみに先行公開した動画がまさにこの時で、
転倒前の周から編集してたのは実は自己ベストが出てたからなんです。
自分はスリップダウンのような感じで体の左側を打っただけで済みましたが
マシンの方は動画でもわかるようにハイサイドっぽく右側を痛打。
アッパーカウルは3分割に、スクリーンも真っ二つ、
チャンバーはサイレンサーが内向きになりFブレーキマスターも動いていました。
PITに戻ってDANさん、プーさんも修復を手伝ってくれました。
車体はとりあえず耐久には出られる状態まで修復し、カウルだけ後日修復となりました。
弘楽園に対する苦手意識が更に強まる練習となりましたが、耐久本番の
厄落としになったと自分に言い聞かせる事にしました。
オマケ ↓
DANさん追走動画
プーさん追走動画